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ランサムウェアとは?被害事例から学ぶ仕組みとリスク

目次
ランサムウェアとは?巧妙化する身代金要求型ウイルス

最近、ニュースや新聞で「ランサムウェア」という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか。ランサムウェアとは、身代金を意味する「Ransom(ランサム)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語です。
なぜ今、企業が狙われているのか?

攻撃のターゲットが「企業」へシフト
攻撃者は、企業の事業継続を人質に取ります。データが暗号化され、業務が止まれば、企業は多額の損失を被ります。「損失を出すくらいなら、身代金を払って解決したい」という企業の心理を悪質に突いてくるのです。
ニュースでは大企業の被害が大きく報じられがちですが、決して他人事ではありません。
警察庁の資料「令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、ランサムウェアの被害報告件数は116件。全被害のうち77件(約3分の2)が中小企業で占められており、件数・割合ともに過去最多となりました。大企業だけでなく、セキュリティ対策が手薄になりやすい中小企業が、今まさに狙われている状況が浮き彫りになっています。
新手法「二重恐喝」の登場
最近では、単にデータを暗号化するだけでなく、「金を払わなければ盗み出した機密情報を公開する」と脅す「二重恐喝」という手口が一般的になっています。これにより、バックアップからデータを復旧できる企業に対しても、情報漏洩という別の恐怖を与えて支払いを迫ります。
感染した場合のリスクと影響

万が一、自社がランサムウェアに感染してしまった場合、以下のような甚大なリスクが発生します。
- 業務の停止: システムが使えなくなり、受注、出荷、生産ラインなどがストップします。
- 経済的損失: 復旧費用のほか、休業による利益損失が発生します。
- 信用の失墜: 顧客情報や機密情報が流出することで、社会的信用の失墜や損害賠償に発展する恐れがあります。
まとめ:正しい知識を持つことが最大の防御

今回の記事では、ランサムウェアの基礎知識と、企業が狙われる理由について解説しました。ランサムウェアは「感染してから対応する」のが非常に困難な脅威です。
大切なのは、その手口を正しく知り、事前に対策を講じておくことです。
会社をランサムウェアから守るための対策についても、あわせて確認しておくことをお勧めします。
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